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マリレイが俺の家に居候してから５日が過ぎた。。。俺の英語の語学力は５日でそれほど高くなってはいなかったが。。。委員長を含めた家族全員の語学力は日に日に良くなっていくように見えた。。。しかし、俺と委員長の関係はというとそれほど進展はなく平行線をたどっていた。。。
マリレイ「今度の日曜日。茜さんを遊園地かどこかに誘ったら？」 洋一「。。。ええっ。。。！！」 マリレイのいきなりの提案に俺は戸惑ってしまった。。。そんなことをこっちから切り出してはたして委員長が同意してくれるかどうか。。。 洋一「いきなりなに言ってんだよ！」 マリレイ「だって進展がないんだもん。切り出せるときに切り出しておかないと目的達成が難しくなっちゃうよ。」 マリレイが言わんでも分かってるけどさ。。。 洋一「。。。うう〜。。。」 昼休み、俺は話があるからというマリレイの誘いで学校の屋上に来ていた。放課後でも委員長宅でもいいのだが。。。俺は委員長と二人きりになる時間を作らねばならなかった。。。今まで俺と委員長が二人きりになる時間がなくマリレイにとってはヤキモキした日々だったのだろう。。。少し焦りのようなものが感じられた。。。明日は日曜日だということもあって英会話はお休み。。。ならば委員長を誘って二人でどこかで楽しく遊んだらっというのがマリレイの言い分だった。。。 マリレイ「本来ならあたしが言うべき問題じゃないんだけど。。。洋一がもっと積極的にならないと。。。」 洋一「そういうけどお前はどうなんだよ。」 マリレイ「えっ。。。あたし？」 不意を突かれたのかマリレイは俺の言葉に戸惑っているようだった。。。 マリレイ「あっ。。。あたしは。。。いいのよ。。。洋一と茜さんが一緒になってくれた方が。。。だって。。。鍵が帰ってくればあたしの願いがかなうんだし。。。ね。。。」 洋一「俺から見ればお前、無理しているようにしか見えないけどな。。。」 マリレイ「。。。。。。。。」 マリレイはそのまま黙り込んでしまった。。。 そろそろ授業時間の鐘がなる時間になったので。。。俺とマリレイは屋上から教室へ戻ろうとしていた。。。すると。。。 上都葵「あら洋一くん。。。いいところで会ったわね。」 できることなら会いたくない相手だが俺はどうする。。。？ |