上都葵から俺達を見たとき。。。洋一のやつまた別の女と付き合っている。。。と思うだろう。。。俺は知らないフリをして葵のそばを横切ろうとした。。。しかし。。。
上都葵「。。。洋一くん。いい度胸じゃないの。。。」
俺の後ろから葵が威圧するかのように言った。。。しかし俺が無視をし続けるのを見て。。
上都葵「。。。あとでどうなるか。。。楽しみだわ。。。」
そういうと葵は俺達の元から去っていく。。。そして不気味な笑い声が廊下中を駆け巡っていた。。。
洋一「。。。。。」
マリレイ「。。。とにかく。。。教室にもどろ。。。」
マリレイがそういうと同時にチャイムが鳴り出す。。。

キーンコーンカーンコーン

マリレイ「急がないと！！」
洋一「。。。ああっ。。。」
俺は葵の不気味な捨て台詞を気にしながらもマリレイと共に急ぎ足で教室に戻った。。。

授業時間が終わり。。。帰りのホームルームが終わると生徒みんな思い思いに部活やらバイトやら帰宅していく。。。それを横目で見ながら"いいなぁ〜何の制約も受けないで生きていけるなんて。。。"思いつつ。。。俺は委員長と二週間以内に恋仲にならなければならない制約の中で"自分の人生を決定してしまうかもしれない"岐路に今立たされていた。。。委員長と遊園地へ行く。。。もし、ここで委員長が俺の誘いに賛同してくれなかったら。。。俺はマリレイの言う"死"を迎えるのだろうか。。。そう思うと委員長に声をかけることが恐怖に感じられた。。。委員長はすぐ横で帰り支度している。。。
洋一「。。。委員長。。。話があるんだけどさ。。。」
茜（委員長）「。。。なに？」
洋一「。。。委員長。。。日曜日空くよね。。。」
茜（委員長）「。。。うん。。。」
洋一「。。。暇ならさ。。。どこかに遊びに行くのもいいかなって。。。このところ英会話漬けだったし。。。」
茜（委員長）「。。。うん。。。」
少し話したおかげで力が入っていた肩の荷が下りていき。。。そして俺は本題を話した。。。
洋一「。。。俺なんかと遊園地なんてどう。。。？」