○新たな企画の駄文官能エロ小説？？です。
○恥じを承知でちょくちょく書いていきたいなぁ〜と思っています。
○あんまり期待しないでね。（いやほんとに。。。）

？？「・・・なっ・・・なんだぁ〜？あっ・・・鍵か・・・」
俺は安藤洋一。学校に通っている普通の学生の２年生だ。今日はＨＲが早く終わったので家に帰ろうとしたときだった。。。
洋一「まったく無用心なヤツもいたものだな。。。」
誰が落としていったかはわからないが鍵が学校の校門の近くに落ちていた。。。俺は落ちていた鍵を拾って親切心から学校の事務に忘れ物届けしようと一旦学校へ引き返そうとしていた。。。しかし。。。
洋一「・・・あれ？・・・さっき落ちていた鍵何処へしまったかな・・・」
ポケットに手を突っ込んだが鍵らしいものがみつからない、、、なんと俺も鍵をどこかへ落としてしまったらしい。。。これでは落とし主の二の舞ではないか。。。
洋一「あ〜あ、、、落ちしちまったか。。。まっ、、、いっか。。。ここであんまりウロウロしていると先生に注意されるからな。。。」
。。。ちょっとした落胆はあったが俺は気分転換が早いらしく鍵のことはなかったことにして家に帰ることにした。。。

俺の家は学校から程近いところにあった。。。なので歩いて学校へ通っているのだが。。。帰ると決まって母親がいて「今日はどうだった。。。」などと聞いて来る家ではない。俺の両親は俗に言うアーティスト＜画家＞で海外で自分達の絵売ろうと外国へ出ているのだ。。。なぜお前は両親と一緒に行かないのかって？。。。俺は小さい頃両親と一緒に外国へ旅行しようしたことがあるのだが、、、エコノミー症候群というやつにかかってダメになってしまった、、、だから両親は俺だけを置いて出かけてしまっているという訳だ。（家事に関しては一応、母の妹（おばさん）が代わりに面倒を見てはくれているけど。。。だいたい夕方の７時ごろでないと来てはくれない。）そんな訳だから帰っても家には誰もいないのだ。俺は玄関の扉を開けて家に入り自分の部屋へとなだれ込んだ。。。

？？「。。。ねぇ。。。あなたが持っているんでしょ？その鍵。あたしのだから返してよ。。。」
俺は自分のベットで横になっていると、、、ふいに風変わりな少女がそんなことを言いつつ窓を開けて入ってきた。。。
洋一「なんだぁ〜お前は！こりゃ明らかに不法侵入だぞ！！。。。」
俺は悪態を付きつつも、、、なぜ少女が鍵の掛かった窓を簡単に開けて見せたのか？ちょっとした恐怖を感じたが。。。普通の女の子っぽかったこともあってなぜか俺の心は平静だった。。。
？？「不法侵入？。。。あたしはちゃんと断って入ってきたわよ。。。」
洋一「そんな訳あるか！。。。俺は聞いていないぞ！だいたい窓から部屋に入ってくるか普通。。。」
少女は俺の追及を逸らすように話を戻した。。。
？？「まぁ。。。そんなことよりあなた。。。鍵持っているんでしょ？！」
洋一「俺は持っていないぞ！拾ったけど学校で落としちまったからな。。。」
俺は正直に言ったつもりだったが。。。少女は納得してないらしい。。。
？？「あぁ。。。そうだったわ。。。私はマリレイ。あなたが持っている鍵の所有者よ。ここに来る途中、鍵を失くして鍵の軌跡を追っていたらあなたを見つけたってわけ。。。」
少女は自己紹介したあとのセリフから、、、鍵を持っているのはあくまでも俺だと決めて掛かっているようだった。。。
洋一「何度も言うようだけど俺もってないよ。。。」
すると、、、マリレイは少し考え込むような仕草をしてから。。。
マリレイ「うぅ〜ん、、、これは、、、鍵があなたと同化してしまったのね。。。」
洋一「なっ。。。なんだって！！」
鍵が人体と同化するっていったいどういうことだ！俺はマリレイの分けの解らない言動に困惑しながらもはっきり言ってやった。。。
洋一「何言ってんだよ。俺が宇宙人のインプラントに遭ったとでも言いたいのかよ。」
しかし、マリレイは動じることなく。。。
マリレイ「あなたには信じられないかもしれないけど、、、その鍵は”意思”を持っているのよ。たぶん、あなたを気に入ったからでしょうね。あなたの体内から”鍵”があることを感じるわ。」
またまた分けの解らない事をマリレイが言い出す、、、
洋一「意思だってぇ？！。。。はっ、、、今時ファンタジーな話でもあるまいし、、、」
と俺は馬鹿にした言い方で切り返した。だいたい鍵が自分の意思を持って俺の体内に入り込んだって言うのが信じられなかったからだ。しかし、マリレイはこのあととんでもない事を言い出した。
マリレイ「だって、、、私自身”鍵”なんだから。。。」
当然だ。。。と言うかのようにマリレイは答えた。。。
洋一「ああ〜ん？お前自身が”鍵”だって？？だったらその証拠を見せてくれよ、、、」
俺は半ば呆れていた。全く女の子ってどうしてこう夢物語みたいなことを言ったりその気になったりするんだろう。。。と思いながらも証拠を見せてくれれば信じてやんなくもないかとも思ったりしていた。（但し、この場合マジシャン見たくトリックでも使うのだろうということも付け加えておきたい。）
マリレイ「証拠？！。。。なら私の手のひらを見て御覧なさいよ。」
洋一「えっ！！！」
俺は唖然とした。マリレイの手のひらから突然”鍵”が現れるとその鍵は中を浮いたまま静止していたのだ。。。見ている目の前で布で隠すとか何かをする仕草もなしに”鍵”が現れるなんてことは起こりえない！！これをいったいどう説明すればいいのだろう。。。
マリレイ「どうこれで信じる気になった。。。」
これはどう考えても俺に対する債務通告みたいなものだった。。。