上都葵「・・・・死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ね！死ねぇーーーーー！」
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。。。どのくらいたったろうか。。。私は誰かの家の玄関先で金属バットのようなものを持って立っていた。。。
上都葵「なんで人のうちで金属バットを持って立ってるんだろう？？」
私は持っている金属バットを眺めながら記憶にあるものを思い出そうとしていた。。。
上都葵「そうだ！あの女。。。あの女はどうしたの？」
彼がいるはずのベットに横たわっていたあの女はどこへいったのだろうか？私はとにかく彼女を見つけてとっちめてやろうと家から出て探そうとしたが。。。向こうから買い物袋を背負った女性が近づいてきたのであわてて金属バットを背中に隠した。
おばさん「あら？上都お嬢様。朝はお早いのですね。」
少し笑みをこぼしながら言った。この女性は洋一くんのおばさんだった。去年、洋一くんの家にお邪魔したとき夕食をご馳走してもらったのだ。。。
上都葵「。。。あぁ。。。ええ。。。ちょっとランニングを。。。」
口八丁手八丁って言うけど。。。私のうそはあまり上手とは言えないな。。。なにせバットを持っていること自体不自然極まりない。。。
おばさん「あらそう。ランニングなのね。若いっていいわねぇ〜。」
おばさんはニコニコしながら言った。。。疑り深い人でなくてよかったと私は胸をなでおろした。。。
おばさん「気をつけてね。あまり無理をすると大変だから。。。じゃあね。」
おばさんはそういうと私の出てきた家に入っていった。。。しかし、しばらくして。。。
おばさん「だ。。。だれ。。。」
おばさんの叫ぶ声と買い物袋を落した音が聞こえた。。。そして。。。
？？「ふふふふふ。。。後世に伝えるといい。。。万能鍵にまつわる話をそして恐れるがいい。。。」
私は聞き覚えある声に誘われて出てきた家に戻ると。。。あの少女が２階の窓から手でくるのが見えた。。。
上都葵「。。。あっ。。。あいつだ！あいつが洋一くんを殺したんだ！！」
しかし、私の叫びもむなしく少女は忽然と姿を消したのであった。。。
−ＥＮＤ−